リレンザは即効性ではないのか

インフルエンザ治療薬としてはタミフルなどの服用薬がよく知られていますが、リレンザは吸引タイプのインフルエンザ治療薬として最近使われるようになったものです。
インフルエンザはウイルスのタイプによってA型、B型の2種類に分けられますが、リレンザはそのどちらにも高い効果が期待できる薬として注目されています。
インフルエンザウイルスが最も多く付着しているのは鼻やのどですが、タミフルのような服用薬の場合には服用後数時間経って有効成分の血中濃度が最大になっても患部への作用はそれほど大きくありません。
一方で吸引タイプのリレンザの場合は吸引して数十秒で作用が起こるという即効性に加えて、患部に高い濃度で働きかけるというメリットがあります。
これは吸引タイプならではのメリットとも言えます。
吸引されたリレンザはその一部が尿として排出されるものの、その比率は投与量の1割程度とされており効率の悪さは感じさせません。
また1回の吸引で済ませることができるリレンザは、何度も服用が必要になるタイプよりも患者の手間や負担を減らせるというメリットもあります。
ただリレンザは粉末を吸引するという性質上、気管支など呼吸器系の疾患を抱えている患者には適していないという側面があります。